白山比咩神社の「能登半島地震から一年 これまでの振り返りと、ご報告」を掲載しています。

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能登半島地震から一年 これまでの振り返りと、ご報告

(令和7年3月)

当社では被災地の為に何かできることはないかと常に考え、被災者の気持ちに寄り添い、神社として出来る限りの支援を行ってきました。
震災後、翌日には境内に義援金箱を設置し、参拝者の方々からのご協力を頂きました。集まった募金は石川県神社庁に義捐金として寄付しました。また各大祭に併せて、能登の太鼓団体や、能登に縁のある方々を招き、太鼓の演奏や能登に向けてのコンサート・イベント等を行いました。当社の職員においては、石川県神道青年会を通じ、被災地を訪問し、救援物資の輸送、瓦礫の撤去などの支援を行いました。
また境内に、メッセージボードを設置し、参拝者からの温かい言葉が多く集まりました。
震災から1年が経ちましたが、未だに被災された能登では建物の解体が思うように進まず、不自由な暮らしが続いており、まだまだ復興には長い時間が必要となります。
この一年間の取り組みの歩みをとめることなく、さらに復興に向けて力を注ぎ、多くの方々に能登に関心を持ってもらうような取り組みを行ってでいきたいと思います。


義援金

祭りの復興を祈り石川県神社庁に義捐金を寄付

令和6年2月29日に、石川県神社庁の北村嘉章庁長を訪問し、当社宮司から金500万円を寄付致しました。
各地に避難している神社の氏子が戻って来るためには能登の祭りの復興が不可欠であり、1日も早い神社の復旧・復興の為に役立ててほしいと思いを伝えました。
また、当社境内に復興支援募金箱を設置していますが、皆様のご協力で、総額12,517,946円(2月1日現在)の募金が集まりました。
この募金につきましては、昨年6月25日に、金500万円(合計1千万円)を石川県神社庁に寄付し、また御縁のある能登の神社へ支援金として寄付致しました。

宮司より石川県神社庁に義捐金の寄付


白山比咩神社氏子青年会募金活動

4月13日、当社氏子青年会の会員が募金活動をし、交流のある能登町宇出津鎮座の酒樽神社を訪問し、酒樽神社氏子青年会にお祭り復興の為の義捐金として金一封を贈呈しました。

氏子青年会からの義捐金贈呈



祭典・行事での支援

【令和6年3月3日・6月8日】 御陣乗太鼓の奉納演奏

3月3日の豊年講春季大祭にて、地震により甚大な被害を受けた輪島市名舟町の御陣乗太鼓保存会による奉納演奏が行われました。

豊年講大祭にて向拝での演奏

また、6月8日の御贄講大祭でも奉納頂きました。

御贄講大祭での奉納演奏


【令和6年5月6日】 能登に向けてエールを送る鶫真衣さんによるコンサート

例大祭にて、石川県出身の陸上自衛隊の歌姫、鶫真衣さんよるコンサートが開催され、能登へのエールと、現地で救援活動をする自衛隊はじめ行政機関などに対し感謝を捧げました。祭典では「ふるさと」の独唱を奉納頂きました。

大勢が集まる中での鶫真衣さんのコンサート


【令和6年6月8日・9日】 出張輪島朝市

当社の多目的施設にて、「出張輪島朝市」を開催、多くの方が買い求め輪島朝市を応援しました。

賑わう出張輪島朝市の様子

会場では、地元白山市の太鼓グループ「サスケ」が輪島朝市を応援する為に駆けつけ、太鼓の演奏を披露しました。

サスケによる太鼓の演奏


【令和6年8月15日】 能登豊年祭太鼓の奉納演奏

夏祭り白山水系水利感謝祭にて、被災した七尾市と志賀町の8団体の太鼓グループで結成された「能登豊年祭太鼓」の方々による演奏を行いました。

能登豊年祭太鼓による奉納演奏


【令和6年11月11日】 能登半島地震復興祈願祭

七尾市にて、石川県神道青年会による復興祈願祭が執り行われ、当社職員も参列・奉仕しました。

復興祈願祭の様子



令和6年 被災地支援

【令和6年1月30日】 神職3名 珠洲方面
高倉彦神社へ 救援物資搬入後

【令和6年2月9日】 神職3名 輪島方面
瓦礫が散乱した社殿の清掃


【令和6年4月10日】 神職2名 珠洲方面
境内の清掃作業

【令和6年10月7日】 神職1名 珠洲方面
高倉彦神社へ 2回目の救援物資搬入


【令和6年11月26日】 神職1名 珠洲方面
珠洲市各神社にて境内清掃

【令和6年12月10日】 神職2名 七尾方面
七尾市西宮神社の拝殿清掃