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日本三霊山宮司が意見交換
(令和7年1月)
11月26日、当社にて「白山・立山・富士山」の日本三霊山の宮司が集い、意見交換会が開催されました。
インバウンドの影響により増加する外国人登山者への対応や、神山を保護していく為の課題・対策などを共有しました。
この会は、日本三霊山をテーマに地域振興の連携と協力協定を締結した石川・富山・静岡の三県の取り組みに対し、「行政の連携がとられているのに、三山の神社がお互いの事を知らないのではいけない」と、当社村山宮司が、立山頂上峰本社雄山神社宮司佐伯睦麿氏、富士山本宮浅間大社宮司小西英麿氏に呼びかけ実現しました。
各宮司から、夏山時期の勤務体制の状況や、登拝者が利用するトイレ事情・放棄されるゴミの問題・動植物の生態系の変化などが報告されました。
白山では、今年約1万2千人の宿泊者が室堂を利用し、宿泊者名簿から外国人登拝者の増加が多く見られました。
富士山本宮浅間大社 小西宮司からは、外国人登拝者が徐々に増えている中で、軽装備登山・弾丸登山などに対し、神社として適切な対応や注意喚起などが課題となっていると述べられました。
今後は、三社輪番で視察などを行い、協力を深めていくことになりました。
閉会にあたり村山宮司から、「霊山をお護りするためには色々と御苦労されている事があると思う。将来的には全国の神体山をお護りされている神社が集まり、信仰のあり方や課題について話合う機会を設けたい」と述べました。