白山比咩神社の「令和5年 白山夏山閉山」を掲載しています。

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令和5年 白山夏山閉山

(令和5年9月)

今年の夏山シーズンは、5月のユネスコ世界ジオパーク認定を受け、7月1日の開山から多くの登拝者が白山の大自然を楽しみました。
残念ながら開山日の早朝は、雲に覆われ御来光を拝することが出来ませんでした。
7月18日午前8時より奥宮祈祷殿において奥宮大祭が斎行され、世界ジオ認定を祝うとともに、白山の御安泰並びに室堂関係者、登拝者らの安全を祈願致しました。
今年は梅雨明けとともに晴れの天気が続き7月20日から8月6日まで山頂にて日供祭を奉仕のため、神職が連続して登頂するという珍しい年でもありました。
8月11日の「山の日」の早朝、白山頂上には約100人の登拝者が集い、眼下には能登半島の稜線、富山県の剱岳から長野県の槍ヶ岳や御嶽山、さらに岐阜県の恵那山までも一望できる中、御来光を拝し、霊峰白山の恵みに感謝しました。
また石川県知事馳浩氏は、同月12日に登頂され、石川県の平和と県民の安全を祈りました。
知事は登山道で携帯電話の不感地帯があることを確認され、携帯電話事業会社に改善を呼びかける考えを示されました。
世界ジオパークに認定された白山は、ふるさと学習の大事な場として、国内外から注目される存在となることを期待しています。

山の日の御来光 〜日本アルプス一望〜

これからは秋山シーズンが始まります。引き続きの感染症対策をお願いすると共に、防寒などの装備も充分にして秋の紅葉をお楽しみください。