白山比咩神社の「認定 白山手取川世界ジオパーク 《コラム2》 自然の力と恵み」を掲載しています。

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認定 白山手取川世界ジオパーク 《コラム2》 自然の力と恵み

(令和5年7月)

手取川扇状地の要に位置するのが白山比咩神社であり、鶴来地区であります。
山地の手取川は、勾配がきつく川幅も狭く、勢い流れは速く、深い渓谷を造り出しています。
そして山間を抜けて平地に出ると、山から下ろされた砂礫が積もり、長い歳月を経て放射状に広がった扇状地が形成され、豊かな加賀平野が造り出されています。
このように山から川へ流れ、平野を潤し、そして海へと流れる自然界の水の循環は、恵みの循環でもあります。
当社の白山霊水や禊場など使用する水は、地下およそ100mからの白山伏流水を汲み上げています。
地層に浸透していく水は、1年に1m浸透し濾過されていきます。ほぼ1世紀分、濾過に濾過を重ねた水が、私たちの命の水となっています。