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【持続可能な開発目標】
SDGsの目標11 住み続けられるまちづくり SDGsの目標13 気候変動に具体的な対策
SDGsの目標11 SDGsの目標13
ここ数10年間で、地球の温暖化によって集中豪雨、熱波や干ばつ、海面上昇、さらに地震・台風・竜巻など私たちの想定を越える自然災害が世界中で起こっています。
その影響は、農業や水産業、飲水の確保など多岐の分野に及び、私たちの暮らしにも深刻な被害をもたらしています。
しかしながら、たくさんの人が、文化や経済の中心、或いは生活しやすい環境を求め、都心部に人口が集中しています。その結果住宅の不足、大気汚染や大量のゴミなどあらゆる環境問題にも繋がります。
また、いつ起こるかわからない自然災害によって甚大な被害を受けてしまう恐れもあることも忘れてはなりません。
私たちの先祖は、森羅万象すべてのモノに神が宿るとして自然とともに生活する中で、深い信仰が寄せられ、神々へのまつりが生まれました。
自然の恵みと人知を超えた神々の力を感じ、畏怖、畏敬の祈りを捧げてきました。
また、神社は人々の心を癒やすコミュニティの場であり、または観光拠点の一つとしても考えられています。
誰もがいつでも気軽にお参りができ、災害時には避難所として活用できる方法も考えていく必要があると思います。
当社は、平成29年7月に白山市と災害における施設(境内)使用及び物資提供に関する協定を締結しました。
当時は、白山市において神社仏閣を避難所として締結するのは初めてでありました。
約200人の収容を想定した施設を確保し、自然災害で被災した方や、避難や帰宅困難になった方々に施設を開放し、防災備品の提供、人的支援も行うことになっています。
都市部や農村部など様々な地域でそれぞれの暮らし方がありますが、地域に残る伝統や文化、歴史的な遺産を守り、互いに知恵を出し合い、すべての人が安全で暮らしやすい町づくりに協力していきたいものです。