社頭あれこれ(令和5年9月の出来事)
【9月21日】加賀一ノ宮敬神婦人会 9月総会開催
9月21日、加賀一宮敬神婦人会では、神谷ますみ会長以下会員約20名参加のもと午後1時に9月総会奉告祭を斎行、引き続き遊神の間で総会と講演会が開催されました。
講演では、石川県議会議員太郎田真理氏による「宿命・運命・天命」と題して講演を頂きました。
講演では、美しい日本語をもう一度取り戻すために、言葉・言語の本来の正しい意味などを分かりやすくお話頂きました。
【9月24日】稲の稔りに感謝 抜穂祭斎行
9月24日、頭が垂れた稲穂が波打つ稔りの秋、氏子白山町内の奉耕田で抜穂祭を斎行しました。
霊峰白山から流れくる水を頂き、5月の御田植祭から大切に栽培してきました。
当日は桧笠を被った小学六年生・中学1年生らの早乙女15名が、たわわに稔った稲穂を一株一株を感謝を込めて刈り取りました。
奉仕の早乙女らは「五月に植えた苗が、たくさんお米をつけてくれて嬉しい。神さまに感謝したい」と話していました。
当社のイセヒカリの稲穂は「懸税(かけちから)」として10月17日の伊勢神宮神嘗祭にも奉納致しました。
【9月29日】中秋の祈り 月の神さまに感謝を
9月29日は、旧暦の8月15日「十五夜」にあたり、当社の境内において「中秋の祈り〜月の神さまに感謝〜」を開催しました。
当日は、約150名の参加のもと、自然への感謝と世界中が争いのない世の中になることを願いました。
ウクライナの国旗を表した青色と黄色のライトアップを背に、まず第一部として和太鼓サスケの演奏が行われました。中高生で構成されたメンバーは、白山の空で満月が美しく輝く情景を表現した「山月」をはじめ5曲を力強く軽快なリズムを打ち鳴らし、拝聴者を魅了しました。
第二部は、平和への祈りの黙祷と自分自身を見つめなおす鎮魂を、おりんの合図とともに行いました。その後、神職3名による「朝日舞(宮司舞)」、舞女2名による「浦安の舞」を奉納しました。
第三部は、ホワイトやブルーなどのイルミネーションで照らされた禊場の御池に、願いを込めたキャンドルを浮かす行事も行われ、小さな子供から大人まで白山の水の神さまに祈りを捧げました。
また、裏千家淡交会來宗吾社中のご奉仕により観月茶会を催し、満月の夜空の下で、香りの良い抹茶と月見団子を頂き、秋の風情を楽しみました。