白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(令和5年8月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(令和5年8月の出来事)

【8月14日〜16日】夏まつり「白山水系水利感謝祭」斎行

8月14日から16日の3日間に亘って「夏まつり」が執り行われ、各奉納行事などが4年ぶりに開催されました。
宵宮の14日は、表参道広場に「納涼輪踊り」が催され、浴衣姿の氏子の皆さんが、白山音頭や炭坑節等に併せて賑やかに楽しく踊りました。
また期間中、「納涼ぼんぼり」98基が境内に掲げられ、夏の夜に美しく点灯、涼を求める参拝者の目を楽しませてくれました。
白山水系水利感謝祭は大祭として15日に斎行され、白山の水の恵みに感謝の真心を捧げ、白山水系の益々の発展を祈りました。

多目的施設に於いては、14日は夏まつり奉納「第39回弓道大会」が、16日には「第64回剣道大会」がそれぞれ開催され、日々鍛錬された技を発揮し、気迫溢れる熱戦が繰り広げられました。
剣道大会男子団体の優勝者には、石川県知事より、女子団体の優勝者には石川県議会議長から、それぞれ賞状と優勝盃が贈られ、剣道大会・弓道大会の各入賞者には神社並びに北國新聞社より賞状・カップ等賞品が授与されました。
また、剣道大会には、ベルギー出身の剣道歴10年のタロン アコピアンさんが初めて参加され、「とても暑かったが、楽しかった。来年こそは一本とりたい」と話されました。

【8月17日〜8月31日】四季の霊峰白山が並ぶ写真展開催

8月17日より8月31日に亘り企画写真展「白き神々霊峰白山〜早川康浩の白山への思い〜」を当社参集殿において開催し、期間中参拝者や白山室堂でバイト経験のある方々など多くの方にご覧頂きました。
早川氏は、毎月白山に登ることを自身の信仰としています。来年には百ヶ月連続の記念すべき年を迎えるとのことであります。
巨大な樹氷「アイスモンスター」や紅葉した美しいコントラストの高山植物の写真20点が展示されました。
また、室町時代の石像「白山狛犬」や白山室堂愛唱歌とともに昭和30年代から現代までの白山室堂の写真映像を振り返りながら楽しみました。

企画写真展

【8月24日】白山の水墨画 奉納

8月24日、奈良県・薬師寺の大谷徹奘執事長から洋画家平城繁雄(ならしげお)〔1884〜1958〕画伯が水墨画で描いた白山の絵と掛け軸の2点を奉納頂きました。
平城氏の没後65年にあたり、大谷執事長は平城氏と縁の深い地に「絵を白山に戻せることが出来て嬉しい」と話されました。
(現在遊神殿ロビーに展示)

宮司と大谷執事長