白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(令和5年7月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(令和5年7月の出来事)

【7月8日】花卉業界の発展祈る「開花祭(花まつり)」斎行

7月8日、(株)金沢花市場 代表取締役社長 村松慶一氏を献幣使としてお迎えし、(株)金沢花市場地方卸売市場関係諸団体の代表約30名が参列のもと開花祭が斎行されました。
花卉業界のお花に携わる方々の「花」に感謝し、つくる喜び、売る喜び、飾る喜びを「花開くみまつり」として表し、大神様に神恩感謝の誠を捧げました。
御神前には、美しい胡蝶蘭やヒマワリなどの鉢や花束、フラワーアレンジメントが奉納され、拝殿内は花の香りに包まれました。
祭典後、遊神の間において直会を行い、これからの花卉業界の発展を誓い合いました。
尚、奉納されたお花や鉢は祭典終了後よりご祈祷された方々にお配りし喜んでいただきました。

美しいお花のお供え

【7月7日〜8月22日】短冊に願いを込めて

毎年当社では、7月7日の七夕の節句にあわせて境内に七夕飾りを設置しています。
今年は新暦7月1日から7日と、新暦8月16日から8月22日(旧暦7月7日)の期間にて実施しました。
笹竹には、吹き流しや提灯などの飾りが付けられ、カラフルで色とりどりの短冊には、「良いご縁がありますように」「健康で幸せに暮らせますように」など思い思いの願いが記されていました。
7月中の短冊は、7月29日の氏子青年会の七夕行事にてお焚き上げされました。

願いが込められた短冊

地元の三宮・白山・八幡の各町会の子供たちが参加し、神職から七夕についてのお話、青年会がヨーヨーすくいなどを準備し、夏のひとときを楽しみました。
子供から大人まで親しみのある七夕の節句を通して、自然を大切にする心、家族の絆を大切にする心を育み、昔から続く日本の行事を大切にしていただければと思います。

神職から七夕の話を聞く子供たち

【7月29日】石川県神道青年会主催 子供みそぎ体験会開催

7月29日、石川県神道青年会主催の子供みそぎ体験会が当社の禊場で開催され、当日は金沢市・白山市の子供たち23名が参加しました。
子どもたちだけでの禊体験は、初めての試みでありました。
子供たちは、お参りが終わった後神職から「みそぎは心と体をきれいにすること」「お水は命をつなぎ、清める力があり、とっても大事な存在」「自然と共に私たちは生きていること」や禊の所作などを教わり、本番の体験では、暑さに負けず大きな声、大きな動作、そして心を一つに行うことができました。
体験後に話を聞くと「気持ちよかった」「学校のプールより冷たかった」など笑顔で話していました。

神職が奏上する大祓詞を聞きながら、手を合わす子供達