社頭あれこれ(令和4年11月の出来事)
【11月19・20日】白山の食・伝統芸能盛り沢山の「どんじゃら市」大盛況
11月19日・20日の2日間、白山市観光連盟主催の白山市の山、川、海までの名産品が集まった「うらら白山人 秋祭どんじゃら市」が当社北参道駐車場を会場に開催されました。
初日は、秋らしい天候に恵まれ、七五三詣などの家族連れが大勢訪れ、秋の味覚を楽しみながら、白山麓の秋の風情も堪能していました。
今年は、市内外の飲食店や和菓子店など約24店舗が出店され、3年ぶりに飲食ブースが設けられ、白山麓のイノシシ肉やシカ肉の串焼き、イワナの塩焼きなどを食する人の笑顔があふれていました。
また、「白山手取川ジオパーク」ブースでは、ジオパークのグッズがもらえる輪投げコーナーや、学べるパネル展示、ジオグッズの販売などがあり、来場者の方々へ世界レベルのジオパークが「この白山市」にあるということをPRしていました。
伝統芸能ステージでは、美川の祝い唄「御酒(ごんしゅう)」や鶴来の雅楽団体「萌雅会」による雅楽演奏、白山市中宮に伝わる伝統民謡「中宮へとつき音頭」などが披露されました。
コロナ第波到来の中ではございましたが、運営側や来場者の皆様のそれぞれの感染対策のおかげで、安全安心のイベントが開催されました。
【11月23日】新穀に感謝「新嘗祭」斎行
11月23日、献幣使として三宮町町会長立川秀夫氏、同随員三宮町副会長太田順司氏のご参向を仰ぎ、氏子崇敬者をはじめ関係者約40名の参列のもと、秋の収穫に感謝する新嘗祭を斎行しました。
祭典では、当社奉耕田にて収穫されたイセヒカリの荒稲(玄米)・和稲(白米)をはじめ麦・粟・黍・小豆の五穀をお供えしました。
宮中における新嘗祭では、まず神嘉殿の中に神座・御座を設けて、天照大御神と天神地祇(すべての神々)に神饌を供えます。このとき、天皇陛下自ら新穀で作った食事を供えるとともに、御自身でも新米を食べられます。神様と食事できるのは天皇陛下だけとされていて、ともに新穀を食べることにより、新たな力を得て次の年の豊穣を約束すると言われています。
1300年前に編纂された日本書記などにも「新嘗」の記述が見られるような日本古来の伝統的なお祭を通して、「ご飯」などの食材に心を込めて感謝をしながらいただきたいものです。