
社頭あれこれ(令和4年3月の出来事)
【3月3日】豊年講春季大祭斎行
3月3日、豊年使として手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏のご参向を賜り、また手取川七ヶ用水・手取川宮竹用水両土地改良区の役員をはじめ、各農協関係者約30名のご参列を頂き、豊年講春季大祭が斎行されました。
本年もコロナ禍であり残念ながら世話人の方々には参列をご遠慮頂きました。
祭典では、宮司の祝詞奏上、豊年使の祭文の奏上に続いて舞女による「浦安の舞」が奉奏されました。
霊峰白山は、どのような環境下においても絶えず清らかなお水の恵みを私達に与えてくださいます。
大神様に感謝の誠を捧げ、五穀豊穣、農作業の安全を祈りました。
【3月21日】鎮火祭(ほしずめのみまつり)斎行
3月21日春分の日、防火防災を祈願する祭典として消防署関係者をはじめ氏子自警団参列のもと鎮火祭が斎行されました。
祭典では大太鼓の先導のもと宮司以下神職が大祓詞を奏上し、その間火柱が立つほどの護摩木が焚かれ、古式に則り「水・砂・芹」によって鎮火の儀が奉仕されました。
祝詞の中で四種(よぐさ)を用いて荒ぶる火の神を鎮めるとあり、その四種とは「水」・「瓢(ひさご)(ひょうたん)」・「埴山姫(土)」・「川菜(水藻やせりなど)」とされています。
祭典の後、白山比咩神社・三宮町自警団による出初式が行われ町内の消火栓点検、放水訓練を行い、防火への決意を新たに致しました。
【3月26日〜29日】浪速神楽講習会
3月26日から29日の4日間に亘り、講師として加賀市山中温泉白山町鎮座白山神社宮司山下裕嗣先生をお迎えして、浪速神楽講習会を開催しました。
講習会には、新採の神職・舞女も参加し、龍笛、神楽舞の基本から学び、先輩神職・舞女は、龍笛の良い音を力まず自然に出す方法や神楽舞・太鼓の手直しの指導を受け、最終日の奉告祭・成果発表会では、立派な舞をご神前に奉納しました。