社頭あれこれ(令和3年4月の出来事)
【4月3日】交通安全講より交通安全のぼり旗寄贈
4月6日より行われる春の全国交通安全運動に先立ち、4月5日当社交通安全講より交通安全のぼり旗300本を鶴来地区交通安全協会に贈呈しました。
御神前にて交通安全祈願祭を斎行した後、贈呈式を執り行ない、斎主より
「交通安全白山路」
「運転はゆずるやさしさ待つ心」
と書かれた2種類ののぼり旗を白山警察署長と鶴来地区交通安全協会長に贈呈いたしました。
のぼり旗は通学路などに立てられ、交通安全運動に役立てられます。
【4月14日】「祈りの座」奉納
4月14日、日展特別会員の陶芸家山岸大成氏より日本人の心の深奥にある「大いなる存在への畏れや祈り」を込めた白磁作品「祈りの座」を奉納いただきました。
山岸氏は「ふるさとの山は心の拠り所になっている。この地で生き、制作を続けられることに感謝したい。」と話されました。
【4月15日】鎮花祭(はなしずめのみまつり)(くすり祭)斎行
平安時代の律令の注釈書「令義解」に鎮花祭が記されており、春の花が散る時には疫神が分散して疫病が流行すると信じられ、花を鎮めることで疫病を防ぐ祭を古来から斎行してきました。
当社では、例年4月15日と定められ、当日には御神前に桜の花や白山市・金沢市内の薬局6社から数多くの医薬品が供えられ、祭典終了後には高齢者福祉施設や養護施設に寄贈されました。
鎮花祭にちなんだ「無病息災厄除御幣」を頒布し、これは境内で自生した神聖な植物「ヒカゲノカズラ」を採取し、神職が一つ一つ調製したものであります。
また、3月下旬より春限定の「さくら守」を、新生活への平穏や疫病よけとして頒布しました。
【くすり祭奉納薬局】
白山市 (株)コメヤ薬局、自然薬舗なおみや、薬草館きのした、井口まつだ薬局、(株)みかわ薬局
金沢市 (株)トモコメディカルエージェンシー
【4月16・17日】花しずめナイト詣 2年ぶりに開催
4月16日、17日の夕刻、白山市観光連盟主催による「花しずめナイト詣」が開催されました。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、中止となりましたが、今年は感染症対策を万全にして実施しました。
このイベントは当社の鎮花祭に併せて行うもので、今年は拝殿や神門を青色やピンクなどのLEDライトで照らし、新型コロナウイルス退散への願いと医療従事者に感謝を込めた演出も盛り込まれました。
神社においても日中に御祈願を受けられた方々には、「医療従事者への感謝とエールを」呼びかけるしずく型祈願符を配布しました。境内には、医療従事者への感謝とエール、またパワー(力)を与えるメッセージを絵馬に書いてもらい、後日地元の病院にお届けしました。
そして特別企画として、昨年「全国和菓子甲子園」に出場し、見事優勝を果たした翠星高校生徒考案の『恋つつみ』も販売されました。
また、氏子白山町の華道家小石好子さん(池坊)が、北参道の手水舎に、春のお花で色とりどりに飾る「花手水」を行い、心を癒すスポットとして好評でありました。