社頭あれこれ(令和3年3月の出来事)
【3月3日】豊年講春季大祭斎行
3月3日、豊年使として手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏のご参向を賜り、手取川七ヶ用水・手取川宮竹用水両土地改良区の役員をはじめ、各農協関係者ら約50名のご参列を頂き、豊年講春季大祭が斎行されました。
例年であれば、豊年講世話人の方々にもご参列を頂き、斎行するべきところではありましたが、新型コロナウイルス感染症蔓延状況を考慮して、本年は残念ながら参列をご遠慮頂きました。
このような中にあっても絶えず清らかなお水の恵みを私達に与えてくれる霊峰白山の大神様へ感謝の誠を捧げ、五穀豊穣・農作業の安全を祈念しました。
【3月11日】東日本大震災の復興祈願祭並びに慰霊・鎮魂イベントを実施
3月11日、東日本大震災発生から10年という節目にあたり、数日前より犠牲者の慰霊と鎮魂の「竹灯籠」や被災地へ思いを寄せる「東日本大震災を忘れない復興絵馬」を境内で募集したところ、多くの参拝者から復興を願うメッセージが寄せられました。
当日、午前11時より社殿前庭の特設舞台で、当社舞女が「浦安の舞」「悠久の舞」を奉納しました。
この模様はライブ配信され、各地から舞を通して「世界の平和、被災地の復興」を祈って頂きました。
午後2時、東日本大震災復興祈願祭を斎行し、地震発生時刻には境内全域の参拝者と共に黙祷を捧げました。
同時刻、当社神職並びに石川県神道青年会石川支部会員有志が心ひとつに慰霊鎮魂の大禊会を厳行し、心を込めて大祓詞を五巻奏上しました。
そして、午後6時より9時まで参拝者から被災地へ向けての温かいメッセージが書かれた竹灯籠百個を表参道や社殿前庭に設置し、「祈りの灯火」としてあかりを灯しました。
【3月20日】鎮火祭(ほしずめのみまつり)斎行
3月20日春分の日、防火防災を祈願する祭典として消防署関係者をはじめ氏子自警団参列のもと鎮火祭が斎行されました。
祭典では大太鼓の先導のもと宮司以下神職が大祓詞を奏上し、その間火柱が立つほどの護摩木が焚かれ、古式に則り「水・砂・芹」で火を鎮める鎮火の儀が奉仕されました。
祭典の後、白山比咩神社・三宮町自警団による出初式が行われ町内の消火栓点検、放水訓練を行い、防火への決意を新たにしました。