社頭あれこれ(令和3年1月の出来事)
【1月1日〜】令和3年の初詣
12月30日夜半より降り始めた雪が40センチ程積もり、更に雪の降る中、令和3年の初詣を迎えました。
本年はコロナウイルス感染症対策として12月21日より向春詣(こうしゅんもうで)と称して、12月中にご参拝、初祈祷をいただくなどの「分散参拝」を呼び掛けて参りました。
皆様の「分散参拝」の意識の広がりとご協力によりまして三が日は例年のような渋滞もなく、ゆったりとした初詣でありました。
しかしながら、例年行われております、露店や「白山きりまんじゃろコーヒー」の販売や白山市南消防団林分団によるはしご登りが中止となるなど、少し寂しいお正月となりました。
元日の午前零時に汲み上げられた若水をご神前に奉献し、初詣の参拝を奉仕致しました。
午前5時からは、年始を祝う歳旦祭が斎行され、皇室の弥栄、国の隆昌を祈念致しました。
新春の行事
三が日が過ぎ、本年は4日が仕事始めとなり、当社でも多くの会社、団体が新年の開運招福、社運の隆昌を祈り、参拝されました。
本年は、一団体の参拝人数を5名迄として制限し、ご参列をお願いしました。
大企業様には、各部署5名ずつでも多くの部署がそれぞれご参拝に参りますので、結果多くの方々のご参拝を頂きました。
皆様のご協力を戴き、スムーズにご参拝頂きましたことを感謝申し上げます。
【1月15日】小正月の伝統行事 左義長で無病息災を祈る
小正月である15日には、左義長祭・どんど焼きが斎行されました。
祭典中に神職が古式に則り「火鑚り轆轤(ろくろ)」にて忌火を熾し、ご神前にお供えしました。その忌火は、地元の鶴来・北辰両中学校の生徒9名が持つ松明に移され、参拝者に見守られながら神職の前導によって「どんど」に点火されました。
当日は晴天に恵まれ、小・中学校から集められた書き初めや、各家庭より持ち寄られた正月飾り、御札、破魔矢などが、勢いよく燃え上がる中、参拝者の方々は、どんどに向かって無病息災、開運招福、特に本年は疫病の退散を祈念していました。
【1月20日】大寒みそぎ 疫病退散を願い心身浄める
二十四節気の1つで、1年で一番寒いと言われる「大寒」の1月20日、午前7時より大寒禊を行ないました。
当日は、曇り空で無風ながら大寒らしく気温マイナス3度と寒い朝になりました。
神職・一般参加者計17名の有志が、禊歌を唱えながら「鳥船行事」を行い、水温約5度の冷水に入り、声と心を合わせ「大祓詞」を奏上しました。
【1月26日】文化財防火デー 社内消防訓練実施
1月26日、昭和24年に日本最古の木造建造物である法隆寺の金堂壁画が焼損したことを教訓に、文化財防火デーが昭和30年に制定されました。
この日に合わせ、当社でも消防訓練を実施致しました。
拝殿内設置の石油ファンヒーターより出火したという想定のもと、参拝者の避難誘導、非常持ち出し品の確認等を行ない、防火への意識を再確認致しました。
初詣奉献
新年を迎えるにあたり、生業繁栄・醸造満足を祈り、多数の菓子・酒・清涼飲料水・醤油・味噌・漬物・海産物などのご奉納を賜りました。
また、初詣の御社頭を飾る提灯は氏子崇敬者各位の御奉納によるものです。
尚、御奉納頂いた食品・調味料は、養護施設や「こども食堂」にお届けし、有効に活用させて頂きました。