社頭あれこれ(令和2年6月の出来事)
【6月6日】御贄講(みにえこう)大祭斎行
6月6日、午前11時より石川県漁業協同組合金沢支所支所運営委員長嶋崎正朗氏を献幣使としてお迎えし、県内各地の漁業関係者約40名参列のもと粛々と執り行われました。
御神前には、能登から加賀までの支所から17匹の大鯛が供えられ、宮司が大漁満足・海上安全を特に大和堆の操業安全を祈願する祝詞を奏上しました。
また、この大祭にのみ奉奏される「大漁神楽」は、全国的にも珍しい神楽であります。
【6月7日・14日】白山比咩神社・三宮町自警団消防ポンプ新調
6月7日、白山比咩神社・三宮自警団所有の消防ポンプが新調され、自警団員参列のもと、清祓が斎行されました。
6月14日には雨の中放水訓練を行い防火への意識を再確認しました。
【6月30日】古来から続く祓いの儀 夏越大祓斎行
6月30日、梅雨空の不安定な天候の中、夏越大祓が厳粛に斎行されました。
本年は感染症拡大防止の観点から職員のみでの斎行となりました。
大祓は、日々の生活の中で「穢れ(枯れてきた気)」を元に戻し、また知らず知らずに犯してしまった「罪(過ち)」を祓う古来から続く大切な神事です。
神事では、切麻・人形で身についた穢れを祓い、古式に則り、祓物(はらえつもの)(絹・木綿)を八針(やはり)に執り裂きました。
祓いの儀の後、境内設置の「茅の輪」前へ移動し、宮司の先導により「白山の夏越の祓する人は千歳のよわい延ぶというなり」と云う古歌を復唱、萱舟を先頭に神職・舞女が一列になりくぐりました。
当社の茅の輪は、前日にあしめる会(氏子青年会ΟB)会員が毎年奉製しています。
またこの日より頒布開始となりました「茅の輪守」も好評でありました。
本年は設置期間を10日間長い7月12日まで延長し、密集を避ける対策を致しました。