社頭あれこれ(平成31年1月の出来事)
【1月1日 元旦】穏やかな初詣 新たな時代へ
白山さんの平成31年己亥歳は、元日午前零時の新年を告げる大太鼓とともに、また境内に集った参拝者の願いのこもった拍手が一斉に鳴り響きました。
今年は平成最後の年でもあり、家族揃ってお参りする姿が目立ち、新しい時代への希望と期待を心に抱きながら、ご神前で心静かに手を合わせる姿が印象的でした。
午前3時には、除災招福金幣頒布祭を斎行し、ご祈祷を受けられた方々先着2000名に授与されました。午前5時からは年始を祝う歳旦祭が斎行され、皇室の弥栄、国の隆昌を祈念致しました。
2日には、石川県知事谷本正憲氏が参拝され、それ以後も国会議員をはじめ官公衛・会社・事業所関係の方々が多く参拝され、干支の亥にあやかり目標に向かって勢いよく突き進められるよう祈ると共に、新しく迎える時代へと思いを強くしている様子でした。
新春の行事
5日には、白山商工会が例年好評の「白山きりまんじゃろコーヒー」を境内にて販売し、多くの参拝者がコーヒーの香りに足を留め、求めていました。
午後からは恒例の白山市南消防団林分団による「はしご登り」の奉納が披露され、新春の風物詩として繰り出す技に声を上げ、カメラに収めていきました。
また8日には、雨や雪が降り続く中、JR西日本金沢支社の「無事故安全祈願駅伝」が行われ、社員ら約100名が金沢駅から当社までの19キロを駆け抜け、今年1年の乗員・乗客らの安全輸送を祈りました。
神社到着後、選手代表からタスキが前田洋明支社長、そして、、宮司へと手渡され、ご神前に供えられました。
その後、拝殿にて参加者一同が参拝しました。
駅伝は、昭和58年から始まり、今回で29回目となりました。
【1月15日】小正月の伝統行事子供たちの願い天高く
小正月の15日に、左義長祭・どんど焼きが斎行されました。
祭典中に神職が古式に則り「火鑚り轆轤」にて忌火を熾し、ご神前に供えられました。その忌火は、地元の鶴来中・北辰中の生徒ら7名が持つ松明に移し、参拝者に見守られながら神職の前導によって「どんど」に点火しました。
小・中学校の生徒が一所懸命に書いた「書き初め」も一緒に炊き上げられ天高く燃え上がる炎に向かって、書の上達や1年の無病息災を祈っていました。
【1月20日】大寒みそぎ 冷水で心身清め
二十四節気の1つで、1年で一番寒いと言われる「大寒」の1月20日、午前7時より大寒禊を厳行しました。
当日は、神職・一般参加者計22名が、水温約5度の冷水に入り、声と心を合わせ大祓詞を奏上しました。
参加者らは「身体が芯から冷えたが、日頃の雑念がリセットできた」「これで今年1年も健康で過ごせる」など、心新たにしていました。
初詣奉献
新年を迎えるにあたり、生業繁栄・醸造満足を祈り、多数の菓子・酒・清涼飲料水・醤油・味噌・漬物・海産物などのご奉納を賜りました。また、初詣の御社頭を飾る提灯は氏子崇敬者各位の御奉納によるものです。
尚、御奉納頂いた食品等は、養護施設へ贈呈し大変喜んで頂きました。