白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成29年11月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成29年11月の出来事)

【11月5、12、19日】
白山開山1300年イベント やすらぎ処〜霊峰白山への感謝〜

11月5日、12日、19日の日曜日限定にて、「白山(しらやま)さんやすらぎ処」を開設しました。 本年も氏子青年会と同会OBでつくる「あしめる会」「加賀一ノ宮敬神婦人会」の会員の方にもご協力、ご奉仕頂きました。
会場は、白山講記念会館と斎館を特別に開放し、参拝者には白山麓の美味しいもの「とち餅」「里芋煮っころがし」「ぽん菓子」をそれぞれの日に分けて午前、午後各200食限定で振る舞いました。
会場内では、「白山コシヒカリ使用の玄米茶」「白山きりまんじゃろコーヒー」の温かい飲み物も提供しました。
また、本年は白山開山1300年の記念の年でもあり、多くの貴重な品を奉納頂きましたので、そのなかより、西山産業(株)で作製された白山紬の加賀友禅染め額「白山草花図」や那谷寺より「水瓶」・小松が原産の碧玉で製作された「勾玉・腕輪」など10数点を展示しました。

記念会館の展示風景

最終日の19日には、「白山さん 秋の縁奏会(えんそうかい)」を、白山講記念会館内にて、白山市観光連盟・北國新聞社の後援により、開催致しました。 縁奏会は、この記念の年に多くの事柄が結びあい、改めて白山の大神さまに感謝したいという企画であります。
午前10時からは、地元のかわち保育園園児14名による霊峰白山の豊かな恵みを表した開山1300年のテーマ曲「白山讃歌」を合唱し、また日本舞踊家藤間信乃輔氏の指導により4月から稽古を重ねた日舞「お地蔵さん」を披露し、園児の親御さんや参拝者の方々は子供達の可愛らしい歌声や動きに心が癒やされました。
午後1時よりNPO法人このはな桜記念芸術文化振興会鈴木哲也氏による白山開山1300年を記念して作詞作曲された独唱、合唱、琴合奏、オカリナ合奏などを披露して頂きました。

「白山賛歌」合唱

また境内では、JA白山大神支店青壮年部による、「ポン菓子機」の実演、白山コシヒカリを使用したポン菓子の無料振る舞いを実施しました。また地元で採れた大根、白菜、葱などの野菜も販売され好評を得ました。

青壮年部による物産市

【11月18日】ご奉仕あれこれ 氏子あしめる会(壮年会)御本殿御垣内清掃奉仕

11月18日、新嘗祭に先立ち、当社氏子あしめる会の清掃奉仕が実施されました。
倉野裕会長以下会員の皆様は朝から集合し、お祓いを受けた後、御本殿御垣内の清掃を実施しました。
前日の荒天で散った沢山の落ち葉を丁寧に掃き清めました。
この活動は、常日頃「白山さん」のお蔭で活動させて頂いていることへの感謝の気持ちを込めて毎年行なわれています。

御垣内清掃奉仕

【11月23日】稲の収穫を祝う新嘗祭を斎行

11月23日、献幣使として白山町町会長土井原健二氏、同随員白山町青年団多賀大和氏のご参向を仰ぎ、氏子崇敬者をはじめ関係者約60余名の参列のもと、新嘗祭が厳粛に斎行されました。
新嘗祭は五穀豊穣を感謝するお祭りです。「新」という字には、新穀を表し、「嘗」は、「なめる、味わう、穀物を神に供する」という意味があります。
新嘗祭では、去る10月15日に奉耕田で斎行の抜穂祭に於いて収穫されたイセヒカリを、和稲(白米)荒稲(玄米)に調製し、粟・黍・麦・小豆とともに五穀としてお供えしました。

イセヒカリをお供え

宮司の祝詞奏上、献幣使の祭文奏上に続き、舞女による「浦安の舞」が奉奏され、大神様のご加護と御恵みにより今年も無事に収穫できたことへの感謝の誠を捧げました。

浦安の舞奉奏