白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成29年10月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成29年10月の出来事)

【10月2日】水戸明神秋祭り斎行

10月2日、当社の旧鎮座地古宮公園に鎮座する「水戸明神」の秋祭りが、手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏をはじめ用水関係者が参列し斎行されました。
水戸明神の起源は、鎮座年は不明ですが、古くから霊峰白山からのお水を戴く加賀平野の農家が水利感謝の祈りをこめて現在の地に水門の守り神様としてお祀りしたとされています。
今年も台風等で農作物の被害が心配されましたが、共々に豊かな秋の実りを得られたことに感謝の誠を捧げました。

参列者のお祓い

【10月7日・8日】白山まつり斎行

当社氏子である白山町の秋祭りが斎行されました。
白山まつりは、10月7日早朝、一宮公民館前の薬師社でお祭を斎行した後、役員が当社を参拝されました。翌8日には白山町青年団による加賀獅子舞がご神前に奉納されました。

【10月15日】抜穂祭斎行

10月15日、予報は雨と心配されましたが、何とか天候も持ちこたえ、当社奉耕田において午後2時より抜穂祭が斎行され、イセヒカリの見事な稲穂を収穫しました。
田長の掛け声に合わせ7名の早乙女が丁寧に忌鎌で稲穂を刈り取りました。
氏子青年会・あしめる会の会員によって調整された稲穂は新嘗祭にてお供えされる他、伊勢の神宮へ「懸税(かけちから)」として奉納致しました。

早乙女による抜穂の儀

【10月23日・24日】豊年講秋季大祭斎行

霊峰白山を源とした手取川流域で組織される豊年講の秋季大祭が10月23・24日の両日に亘り斎行されました。
この祭典は、昭和29年11月23日に第1回の大祭が斎行され、本年で64回を数える歴史あるお祭りであります。
ご神前には、各地域の農家の方々が心を込めて大切に育てられた初穂米が横山の如くに供えられ、白山の豊富な水によって得られた恵みに感謝の誠が捧げられました。

豊年使 祭文の奏上

祭典では宮司の祝詞奏上に続いて、23日は手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏、24日は手取川宮竹用水土地改良区理事長善田晋作氏がそれぞれ豊年使として祭文を奏上し、大神様へ感謝と益々のご加護を祈念致しました。

浦安の舞奉奏