社頭あれこれ(平成28年11月の出来事)
【11月6、13、27日】
白山開山1300年プレイベント 白山さん「やすらぎ処」大勢の参拝者で賑わう
11月6日、13日、27日の3日間、日曜日限定にて、白山の恵みを感じられる無料休息所「やすらぎ処」を開設しました。
会場は、白山講記念会館と斎館を特別に開放しました。
6日はとち餅・白峰の郷土料理「かっちり」、13日にはくるみ餅・里芋煮っころがし、27日にはポン菓子・白山ミニいなりなど白山麓の美味しいものを各200食限定で振る舞いました。
記念会館は、襖を外して使用すると約80畳以上の大広間で、昔ながらの梁見せ天井の間があったり、囲炉裏があったりと趣のある和室です。
当日には、同企画にご賛同頂きました氏子青年会と同会のOBでつくる「あしめる会」、「加賀一ノ宮敬神婦人会」の会員の方にもご奉仕頂きました。
七五三詣でお参りにこられた子供連れのご家族などで、会場は大変な賑わいを見せました。
この会場には、それぞれの祈りを書いてもらう大絵馬も準備し、「家族みんなが幸せに過ごせますように」という願いが多く、中には子供らしく「おねしょをしませんように」という願いもあり、とても心が和みました。
また併せて宝物館等に収蔵されている玉井敬泉画の掛け軸「雷鳥図」や過去に奉納された徳田八十吉氏の「花瓶」や北村隆氏の「飾皿」など10数点を展示しました。
当企画は、白山開山1300年の機運を盛り上げていくためのプレイベントとして位置づけておりますので、ぜひ来年も企画したいと思います。
【11月19、20日】秋の恵みを堪能 うらら白山人秋祭「どんじゃら市」開催
当社を会場に、11月19日(土)、20日(日)の2日間に亘り、白山市観光連盟主催によります「どんじゃら市」が開催されました。
このどんじゃら市は、発酵食品やジビエ食品など白山市の海の幸・山の幸を提供する催しです。
初日は、あいにくの天候で、来場者は伸び悩みました。しかし、2日目は天気も回復傾向でありましたので多くの方々で賑わいました。
今回は、初めての雨模様の中での開催でしたが、白山市の目玉の事業としてしっかりと定着してきたように感じました。なお毎年大好評の「五穀豊穣奉納新米もちつき」も子供たちに大変喜ばれていました。
また、地元観光ガイドの案内で、境内散策、昇殿参拝「お神楽をあげようクイックツアー」も多くの方に参加頂きました。
【11月23日】秋の収穫 大神様に感謝 新嘗祭を斎行
11月23日、献幣使として三宮町々会長中川進氏、同随員三宮町青年団々長半田圭吾氏のご参向を仰ぎ、氏子崇敬者をはじめ関係者約70名余の参列のもと、新嘗祭が厳粛に斎行されました。
新嘗祭は古くから天皇陛下が、その年にご収穫された新穀を天照大御神をはじめ神々にお供えになり、農作物の豊かな恵みに感謝し、陛下自らもお召し上がりになる祭典であります。
新嘗祭では、去る10月16日に奉耕田で斎行の抜穂祭に於いて収穫されたイセヒカリを、和稲(白米)荒稲(玄米)に調製し、粟・黍・麦・小豆とともに五穀としてお供えしました。
宮司の祝詞奏上、献幣使の祭文奏上に続き、舞女による「浦安の舞」が奉奏され、大神様のご加護と御恵みにより今年も無事に収穫できたことへの感謝の誠を捧げました。
【11月26日】平成28年度氏子崇敬者総代会研修旅行
総代改選研修旅行として来年の白山開山1300年を記念し「白山の三馬場巡拝の旅」を中村健一総代会長をはじめ28名にて11月26日に実施致しました。
加賀馬場・白山比咩神社を出発し、勝山市の越前馬場・平泉寺白山神社を参拝、郡上市の美濃馬場・長滝白山神社の順に参拝致しました。
それぞれの神社では、正式参拝及び宮司による由緒等の説明を丁寧にして頂き、参加者一同感銘を受けました。
この研修を通して、白山三馬場の地域が、さらに結束を深める良いきっかけになったのではと感じております。