社頭あれこれ(平成27年2月の出来事)
【2月3日】節分祭
2月3日の節分に、当社では初めてとなる節分祭と豆まきが執り行われました。
当日は氏子崇敬者や地元の保育所の児童ら約140人が参列し、祭典では豆を祓い清め、宮司が祝詞を奏上して参列者の無病息災を祈念致しました。
引き続き宮司・権宮司と福男の皆さんによる豆まきが行われました。福男には氏子の中で還暦を迎えられた男性4名にご奉仕頂き、参列者は手を伸ばして豆を受けていました。
豆の袋には当たりがついていて、当たりの方には恵方巻きが授与されました。
節分は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの四季の前日に季節の変わり目として暦に定められておりますが、一般的には立春前日の節分を指します。節分には邪気(鬼)が生じると考えられており、平安時代から節分に邪気を祓う風習が続いております。
現在のような豆をまくようになったのは室町時代になってからで、穀物の持つ生命力で邪気を祓うとか、「魔(ま)を滅(めっ)する」とか、炒った豆をまくことで芽が出ないようにするなど様々な説があります。