社頭あれこれ(平成25年10月の出来事)
【10月】神宮遷御に合わせ遙拝式斎行
式年遷宮最大の重儀「遷御」に合わせて神宮を遠くからお参りする「遙拝式」が執り行われました。
これは神社本庁の呼びかけにて全国の主な神社で一斉に行われたもので、遷御の行われる午後8時に宮司を始め神職が参集殿に設けられた遙拝所の御幣を通じて神宮を拝礼致しました。
この遙拝は10月17日に斎行された「神嘗奉祝祭」でも執り行われました。
【10月7日〜11日】神楽講習会開催
10月7日から11日にかけて、神社音楽協会会長先ア径子先生をお迎えし、恒例の神楽講習会が開催されました。 浦安の舞・悠久の舞はどちらも祭典時大前に奉奏している神楽で、舞女は先生から動きの細かいところまで丁寧に指導を受けました。 最終日には修了奉告祭が斎行され、ご神前にて奉奏致しました。
【10月20日】抜穂祭斎行
10月20日、当社奉耕田において抜穂祭が斎行され、今年の荒天を乗り切ったイセヒカリが見事な稲穂を収穫致しました。 当日は小雨が降る天候でしたが、6名の早乙女は田長の掛け声に合わせて丁寧に忌鎌で稲穂を刈り取りました。 氏子青年会・あしめる会会員によって調製された稲穂は新嘗祭にてお供えされる他、伊勢の神宮へ「懸税(かけちから)」として奉納いたしました。
【10月23日・24日】豊年講秋季大祭斎行
手取川流域の農業関係者で組織される豊年講の秋季大祭が10月23日・24日の両日斎行されました。
ご神前には各地で育てられた初穂米が山の様に供えられ、白山の恵みへの感謝の誠が捧げられました。
祭典では宮司の祝詞奏上に続いて、23日は手取川七ヶ用水土地改良区理事長杉本達雄氏、24日は宮竹用水土地改良区理事長善田晋作氏がそれぞれ豊年使として祭文を奏上し、大神様への感謝と益々のご加護を祈年致しました。