白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成25年2月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成25年2月の出来事)

【2月11日】紀元祭斎行

当日は、一般祈祷の皆様のご参列のもと厳粛に斎行されました。
日本書記に「辛酉(かのとのとり)年の春正月(むつき)の庚辰(かのえたつ)の朔(ついたちのひ)に…」とあり、初代神武天皇が橿原宮(かしはらのみや)(奈良県)で即位した日です。これを明治時代になって太陽暦に換算した日が2月11日であります。かつては紀元節と呼ばれていました。現在では「建国記念の日」として祝日とされています。
宮司の祝詞奏上ののち、「悠久の舞」を奉奏し、神武天皇建国の大業を仰ぎ、皇室の隆昌と国家の安泰をお祈りしました。

紀元祭 国歌斉唱

【2月17日】祈年祭併せて下種祭斎行

当日は、献幣使として三宮町町会長上田武夫氏、同随員三宮町青年団団長半田圭吾氏をお迎えし、氏子崇敬者をはじめ関係者約50名参列のもと厳粛に斎行されました。
このお祭りは「としごいのまつり」とも呼ばれ、一年間の五穀豊穣・生業繁栄を祈念するお祭りであります。11月23日の新嘗祭(にいなめさい)と対になるお祭りであります。
宮司の祝詞奏上、献幣使の祭文奏上に続いて舞女による「浦安の舞」が奉奏され、すべての農作物の豊穣を祈り、秋には豊作となるようお祈りしました。
祭典終了後、幣殿にて宮司より神饌田奉耕の田長大宮啓文氏に委嘱状並びにイセヒカリの忌種(ゆだね)を授けました。

下種祭