白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成24年6月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成24年6月の出来事)

【6月8日】御贄講大祭斎行

白山は古来より日本海上における「山だめ」の指標とされ、航海・漁業の守護神と崇められていました。
「御贄祭」は長和5年(1016)に、加賀の七浦七湊から御贄の献進があったことを起原とする古い祭りであります。
当日は、石川県漁業協同組合志賀支所運営委員長稲村幸雄氏を献幣使としてお迎えし、県内各地の漁業関係者約180名が参列のもと盛大に執り行われました。
祭典では、大鯛やワカメなどの海の幸が、横山の如く神前にお供えされ、宮司が大漁満足・海上安全を祈願する祝詞を奏上し、続いて献幣使の祭文奏上、舞女による「大漁神楽」が奉奏されました。
引き続き、恒例により県漁協美川支所有志により古くから歌い継がれている祝い唄「御酒(ごんしゆう)」が奉納されました。

大鯛を神前にお供え