白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成24年3月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成24年3月の出来事)

【3月3日】豊年講春季大祭斎行

豊年使に手取川七ヶ用水土地改良区理事長杉本達雄氏のご参向を頂き、また手取川七ヶ用水や宮竹用水、白山麓の各農業関係者や豊年講世話人の皆様約200名の参列のもとに豊年講春季大祭が盛大に斎行されました。
宮司の祝詞奏上、豊年使の祭文奏上に続いて舞女による「浦安の舞」が奉奏され、水の恵みに感謝申し上げ、五穀豊穣と農作業の安全を祈年致しました。

「浦安の舞」奉奏

【3月20日】鎮火祭斎行

白山石川広域消防本部鶴来消防署、白山消防署、野々市消防署、白山市南消防団、白山町自警団、白山比咩神社・三宮自警団の各代表ならびに白山町町会長、三宮町町会長をはじめ氏子総代・氏子の皆様のご参列のもとに厳粛に斎行されました。
鎮火祭では、古式に則り「水・砂・芹」にて鎮火の儀をご奉仕し、今年一年の防火防災を祈念致しました。

鎮火の儀

【3月24〜28日】浪速神楽講習会の開催

恒例の浪速神楽講習会は、3月24日から28日までの5日間、講師に昭和45年より指導して頂いております今江隆道先生(大阪市・津守神社宮司)をお招きし、開催されました。
浪速神楽とは、関西地方を中心に伝わる里神楽のひとつで、当社では、「鈴扇の舞」「剣の舞」「四方拝の舞」「胡蝶の舞」「剣と鉾の舞」「大漁神楽」などを祭典や毎日のご祈祷で奉奏しています。
講習会には神職・舞女が受講し、神職は龍笛、新採の舞女は神楽舞の基本から、また先輩たちは神楽・太鼓の手直しの指導を受け、最終日の奉告祭・成果発表会では、立派な舞をご神前に奉納しました。

真剣に練習に励む新人舞女

閉講式では先生から「ご神前に立派な神楽が奉納できるように舞や太鼓、龍笛の基礎をしっかり覚え、日々練習に励んで頂きたい」とお言葉を頂きました。
受講生一同は、「参拝者の思いを神楽を通して神様にお伝えできるような美しい舞がしたい」と気持ちを新たに致しました。

成果発表会「四方拝の舞」