白山比咩神社に関する平成29年のお知らせを掲載しています。

お知らせ

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年頭のご挨拶

(平成29年1月)

宮司  村山 和臣

宮司  村山 和臣 新年あけましておめでとうございます。
平成29年の初春を迎え、御皇室のご安泰と世界の平和をお祈りし、併せて氏子崇敬者各位の弥益々のご多幸を心よりご祈念申し上げます。
さて本年は、いよいよ「白山開山1300年」の佳節を迎えました。この記念事業として、平成26年より3カ年計画で進めておりました白山室堂平(海抜2450メートル)の白山奥宮祈祷殿と社務所の建替及び参籠殿の改装工事も昨秋全て完成し、本年六月の春山で調度品などの飾りつけを終え、来る7月1日の白山夏山開山祭に併せて竣工奉告祭を斎行の予定であります。
改めてこの記念事業にご協賛賜りましたご崇敬各位また工事に関わりました皆様に心から感謝申し上げます。
本宮におきましては、白山が養老元年(717)に泰澄によって開かれた旧暦6月18日にあたる8月9日から11日に白山開山1300年記念奉祝大祭を執り行います。
またこの嘉年に、海上自衛隊最大級の護衛艦が「かが」と命名され、この3月に就役致します。折しも7月中旬には、石川県へ来航されるとの事であり、当社と致しましても白山開山1300年の記念すべき年により一層花を添える慶事と心から喜びに堪えないところであります。

「丁酉」 さて、本年の干支は「丁酉(ひのととり)」歳であります。
「丁(てい)」はもともと丁壮(壮年の男子)と同じ意味で、草木の姿形が充実した状態を表しています。
「酉(ゆう)」は「緧(しゅう)」から出ていて縮むということであり、草木の果実が成熟の極に達した有り様を表します。いとへんに酉)
したがって本年は、今まで積み重ねてきた事柄が、大成する年と言えるでしょう。
動物に例えれば「鶏」に当たり、鶏は古来より長鳴鶏とか尾長鶏と表わされるごとく、人と共に生活をし、夜明けの時を告げる縁起の良い動物であります。
白山開山1300年の年明けにあたり、本年も白山比咩大神様の高く尊きご神徳をいただかれまして、弥益々のご繁栄をお祈り申し上げます。

【白山開山1300年記念】一里野で虹色のアート

(平成29年9月)

※イベントは終了しました。

8月5日より白山市による白山開山1300年記念イベント「灯りでつなぐ1300年」が白山市尾添の白山一里野温泉スキー場にて開催されました。
約3万個のLEDライトを使い、鮮やかな虹色と青や水色を基調として、白山の登拝道加賀禅定道や白山からの水の恵みが表現されています。
このイベントは9月30日まで行われます。日没から4時間、自動で点灯します。どうぞ多くの方に足を運んで頂きたいと思います。

期間 8月5日(土)〜9月30日(土)
会場 一里野温泉スキー場

【新規授与品紹介】護身刀守 (ごしんとうまもり)

(平成29年5月)
護身刀守

当社所蔵の国宝 吉光の剣をデザインしたお守りです。
この剣はコ川家光の養女大姫が四代目加賀藩主前田光高に嫁いだ際の持参品で守り刀とされています。
様々な災難から皆様をお護り致します。

護身刀守 初穂料 1000円

【6月24日開催】自然を考える 白山開山1300年記念 野口健講演会のご案内

(平成29年5月)

※記念講演会は終了しました。

白山開山1300年記念奉祝大祭の予祝として
「白山開山1300年記念 野口健講演会」を開催致します。

野口 健 氏

この度、白山開山1300年の佳節を迎え、来る6月24日(土)に「未来につなぐ霊峰白山『山・川・水』」と題して講演会を開催致します。
石川県、白山市は、「霊峰白山」を自然と人の共生を図る、国際的なモデル地域「白山ユネスコエコパーク」として、今後も白山を取り囲む4県7市村がますます連携を深め、将来を見据えた、地域の持続可能な発展に取り組んでいく活動に力を入れています。
この講演を通して、改めて白山の素晴らしい自然をどのようにして次世代へとつないでいくかということを皆様と共に学ぶ機会となればと考えております。 また講演会終了後、地元の商店、旅館・ホテル等のご協力により、抽選会も開催致しますので、皆様お誘い合わせの上ご来場ください。

演 題未来につなぐ霊峰白山『山・川・水』
講 師野口 健 氏 (アルピニスト・登山家)
日 時平成29年6月24日(土) 13:00〜15:30 申込終了
料 金どなたでも無料にて参加できます
入場整理券が必要です
会 場白山市鶴来総合文化会館「クレイン」
(白山市七原町)

※記念講演会は終了しました。

【お問合せ先】
〒920-2114 白山市三宮町ニ105-1 白山比咩神社まで
電話 076-272-0680 (担当 寺本・小島)

アルピニスト野口健氏は、平成9年と翌10年にエベレストの登頂に挑戦するも、失敗に終わりました。
しかし、当社の寺本祢宜とご縁があり白山比咩神社の御守りを持って、平成11年5月13日に3度目のエベレストに挑戦し、25歳8ヶ月で初登頂し、当時の七大陸最高峰登頂の最年少記録を樹立しました。
その後、平成20年6月に当神社で記念講演を催したところ、野口氏は、白山に登拝された際に、「白山の登山道にはゴミが見当たらない。地元の登山者がゴミを拾い、白山の景観・自然を守っていること」また「登山道をすれ違う時に、『ようこそ』と声を掛けてくれること」が印象深かったそうです。
白山はゴミのない美しい山として知られていますが、昔はゴミの多い山で、昭和40年中頃より「ゴミの持ち帰り運動」を始め、山小屋のゴミ箱は取り払われ、登山者にはゴミ袋を配布し、ゴミの持ち帰り運動を徹底した結果、美しい山・白山に生まれ変わることができました。
このようなことから地元の登山者が県外からきた登山者に対し「私たちの白山にようこそ」という意味として、地元に深く愛されている山であると語られていました。

【5月20日開催】荒谷 卓さん記念講演会「神道と武道の現代的意義」のご案内

(平成29年4月)

※記念講演会は終了しました。

恒例の「崇敬者のつどい」をを新緑の香りも清々しい5月20日に開催します。毎月「おついたちまいり」を永年続けておられる特別崇敬者の皆様をご案内して行われ、今年で63回目を迎えます。
本年は記念講演と致しまして、明治神宮武道場至誠館館長荒谷卓氏をお招きし、「神道と武道の現代的意義」と題して加賀一ノ宮敬神婦人会の皆様と共に拝聴致します。
日本の国防について皆様と共に真剣に考えたいと思いますので、どなたでも気楽にご参加下さい。

荒谷 卓氏
テーマ神道と武道の現代的意義
講 師明治神宮武道場至誠館 館長
荒谷 卓 氏
開催日5月20日(土) 申込終了
時 間開場 12:30  開演 13:00〜14:30
定 員200名
料 金どなたでも無料にて参加できます
入場整理券が必要です
会 場白山比咩神社

[荒谷 卓 氏プロフィール]
昭和34年、秋田県生まれ。東京理科大学卒業後、陸上自衛隊入隊。調査学校、第1空挺団、陸上幕僚監部防衛部、防衛庁防衛局防衛政策課戦略研究室等の勤務の後、特殊作戦群初代群長となる。この間、ドイツ連邦軍指揮大学、米国特殊作戦学校に留学。
大学生時代、松涛館流空手、極真空手等で武術を修練している折、恩師より至誠館を紹介され入門。
平成20年、自衛隊退職後、武道場至誠館専任師範として明治神宮に奉職。平成21年10月、三代至誠館館長に就任。

【白山開山1300年記念特別展示】白山と中西悟堂のご案内

(平成29年3月)

※白山と中西悟堂のご案内は終了しました。

白山と中西悟堂のご案内

白山開山1300年記念特別展と題して、「白山と中西悟堂」展を4月1日から5月31日までの期間開催しております。
中西悟堂は昭和9年、「日本野鳥の会」を創設し、自然保護に力を尽くした人です。
鳥や虫など自然に関する多くの本を出版し、人々に自然の素晴らしさ、大切さを伝えました。
昭和30年に白山は国定公園に指定され、同年に白山を国立公園にしたいと考えた田谷充実石川県知事の依頼を受け、白山の動物や植物、地層の調査を開始しました。その結果、「白山は鳥の多い山としては一級のものである」ことがわかり、昭和37年、白山は「国立公園」に昇格しました。
本年、白山は開山1300年の佳節を迎え、その記念として当社宝物館で、特別展示「白山と中西悟堂」を企画致しました。60歳という年齢を過ぎても、4回に亘って野鳥の調査に訪れています。この展示では、中西悟堂の白山調査時の写真や、自筆の原稿などをご紹介します。
本展示を通して、白山の自然に触れる一助になれば幸いです。
また展示にあたり、金沢ふるさと偉人館協力のもと、中西悟堂氏の貴重な資料をご出品頂きました。
今回の記念特別展示では初公開な資料ばかりですので、どうぞご覧ください。

開 催 平成29年4月1日(日)〜5月31日(水)
時 間 9時より16時(入館は15時45分まで)
会 場 白山比咩神社宝物館

本宮詣のご案内

(平成29年1月)
平成27年 白山初冠雪

平成29年は、白山が開山されて1300年の佳節を迎えました。
この機に、ぜひ全国の白山神社の宮司様をはじめ氏子の皆様方に、霊峰白山の大神様に感謝の誠心を捧げて頂きたく存じます。 皆様方の本宮詣を心よりお待ちしております。
なお、参拝された際には、白山本宮の御札・白山開山1300年記念参拝のおしるしをお頒ち致します。