白山社めぐり(194)「白山神社 (石川県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社 (石川県)

本殿
鎮座地石川県加賀市七日市町リ81甲
御祭神菊理姫神
祭礼日8月14日
宮司代務者野尻 宗仁

由 緒

拝殿 本社創立の年代明記は不詳ですが、恐らく正徳年間(1711年)には、既に存在していたと伝えられています。
明治初年、村社に列格され、昭和20年6月12日に幣帛供進神社に指定されています。立地が田んぼに囲まれており、11月第3日曜日に斎行される新穀感謝祭(新嘗祭)には、氏子の各家庭より、新穀の奉納があり、町の生産組合長の参列を頂くなど、重きが置かれています。
社殿においては、小さいながらも古式を遺し、「本殿」と「拝殿」を棟で繋げず、独立した構造をしており、御神体を奉る「本殿」、参拝者のお参りする「拝殿」として別れています。
秋祭り(例祭)では、獅子舞(寝獅子)が奉納されていましたが、令和2年のコロナ禍を境に中止が続いています。
古くから地域の人々は霊峰白山を拝み、山の恵み、市之瀬用水の水をいただいて田畑を耕し、白山がもたらす恵みに感謝の真心を捧げています。