
- トップページ
- 白山信仰と白山比咩神社
- 白山信仰
- 白山社めぐり〜社報より〜
- 田中白山神社 (山梨県)
田中白山神社 (山梨県)

鎮座地 | 山梨県笛吹市一宮町田中137 |
---|---|
御祭神 | 菊理姫命・大日孁貴命・誉別田命 |
祭礼日 | 4月第1日曜日 |
宮 司 | 植松 真芳 |
由 緒
桃の生産量全国一と言われる山梨県。その中心より少し東に位置する田中白山神社は、笛吹市一宮町田中に鎮座しており、多くの崇敬を集めています。
記録によると、明治40年8月、県内に降り続いた雨は、甚大な被害をもたらし、特に峡東地域(笛吹市・甲州市・山梨市)の被害は酷く、自然豊かな風景が一瞬にして見渡す限り「泥の海」と化しました。当社の旧社地もこの水害で流されてしまい、大正7年新たな土地に再建されたと記載があります。
現在においても自然に対する「脅威と恵み」をよく知る地域住民は、氏神・神宮の崇敬心篤く、春の例祭では作物の豊作と共に地域の安寧もよく祈念しています。例祭後の直会では春の桃の花見観光、夏の桃・夏から秋かけての葡萄、各収穫に向けての話し合いも行われます。
本殿すぐ後ろに河川があり 向こう岸は山梨市一町田中(以前は田中地区は1つの地域であった)。こちらの氏神様も「白山神社」であり、神護景雲2年加賀國石川郡白山比咩神社より勧請したと記録があります。