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白山神社 (静岡県)
鎮座地 | 静岡県富士市天間875番地 |
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御祭神 | 伊邪那岐命・伊邪那美命・菊理姫命 |
祭礼日 | 2月9日 |
社 格 | 無格社 |
宮 司 | 小西 英麿 (富士山本宮浅間大社宮司) |
由 緒
文政3年(1820)成立の『駿河記』に「白山権現社 山本村多田森より移所なり。往昔下天間に産土神白山社ありしが、流失せしに依て、後改て今の処に祀るなり。」と記されているように、下天間にあった産土神、白山社が川の氾濫により流失し、多田森(現在の富士宮市山本、山本八幡宮)より、白山権現社をお移しし、祀ったのが始まりとされています。
移し祀った人は、山本村の吉野日向守の孫、吉野万右衛門とあり、創祀は安土桃山時代、1592年〜1602年頃と推測されています。
社殿は明和9年(1772)の棟札によると明和4年(1767)に建てられました。現在の社殿は平成10年に再建されたものになっています。
御神体は、明治初期の神仏分離及び戦後の荒廃期に紛失、後改めて昭和40年に白山比咩神社より勧請され現在に至っています。
昭和初期の『富士郡神社銘鑑』には、「鷹岡村天間字川坂八七五」・「由緒 創建年月不詳」・「例祭 九月九日(陰暦)」・「崇敬者 三十六名」と記されています。
「山神社」・「地神社」が境内社として鎮座しており、氏子は天間川坂区320戸、天間白山神社とも称されています。