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白山神社 (石川県輪島市)
鎮座地 | 石川県輪島市名舟町ト64乙 |
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御祭神 | 菊理媛神 |
例祭日 | 7月31日〜8月1日 |
宮 司 | 中川 直哉 |
由 緒
創立年代不詳で、もと名舟の産土神でありました。奥津比咩神社の摂社と言われ、遥拝所でもあったので、古来より白山社と呼ばず奥津比咩神社と呼ばれていました。
式内奥津比咩神社の鎮座地といわれる舳倉島は、七つ島と共に、もと名舟村に所属し、島にある奥津比咩神社を奥宮とし、当社を磯宮遥拝所として年々祭祀を行ってきました。
永禄年間、筑前鐘ヶ崎より光浦に漂着したといわれる輪島の海士が、やがてこの島に移住、該社を崇敬して年々祭祀を行ってきました。明治34年地積変更によって舳倉島は輪島町の所管となり、以来、名舟は島とも神社とも縁が切れた形になりました。
当社は初め無格社でしたが、昭和6年2月に村社に列格され、同時に神饌幣帛料共進神社に指定されています。例大祭の渡御に供奉する神事太鼓を御陣乗太鼓といい、県の無形文化財に指定されています。
能登半島地震により現在氏子が離散していますが、再び地元でお祭りができるよう頑張ってまいります。