白山社めぐり(154)「白山神社 (石川県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社 (石川県)

境内
鎮座地石川県輪島市門前町山是清22-1
御祭神伊弉諾尊 伊弉冉尊 菊理媛命
例祭日春季 3月12日
秋季 9月15日
新穀感謝祭 11月15日
宮 司安本 和秋

由 緒

寛文8年(1668)、加賀国尾添村白山争論の際、旧藩より家作入用の材木人足日用銀等を賜り、この地に16軒が移住して一村を建て、加賀一ノ宮より御分霊を祀り、当白山神社を創立したと言われています。
明治7年に村社に列格されました。現在の社殿は、平成17年に再建され、現在氏子は13軒、祭礼には、ほぼ全戸が参列して斎行されます。祭典終了後、拝殿で直会が行われます。
昔は供え物の生魚を拝殿の囲炉裏の炭で焼き、骨酒にして、全員で回し飲みをするのが、毎回楽しみな行事でもありました。 社殿が新しくなった時、気密性が良くなって炭中毒が発生して以来は、炭火はしなくなり骨酒もなくなりましたが、直会は毎回祭りごとに行われ、集落の良いコミュニケーションの機会となっています。