白山社めぐり(150)「深川神社 末社 白山社 (愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

深川神社 末社 白山社 (愛知県)

白山社 移動の様子
鎮座地愛知県瀬戸市深川町11番地
御祭神菊理日売命
氏子数195戸(平成30年5月1日現在)
例祭日深川神社例祭 10月15日
宮 司二宮あづさ

由 緒

鎮座地の瀬戸は、良質の粘土に恵まれ昔から陶業が盛んで、昨年は六古窯として日本遺産にも認定された町であります。 また最年少プロ棋士藤井聡太七段の故郷でもあります。
境内には6世紀頃の古墳があり、この辺りは村落の中心であったことが窺い知れます。
深川神社の創建は771年、式内社であります。境内には末社が4社あり、その内の1社が白山社であります。 定かではありませんが、白山社と並ぶ恵比須社の棟札に「奉鎮祭昭和32年12月吉日」とあるので、同時期に建てられたと思われます。
長い年月と風雨に御社の傷みも激しく昨年建替えることになり、また御神体もひどく損なわれていたため、平成29年10月13日に白山比咩神社で御分霊拝戴の儀を執り行っていただき、同12月25日に遷座祭を斎行し瑞々しい御分霊を納めることができました。