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加賀神明宮 境内社「白山宮」 (石川県)
鎮座地 | 石川県加賀市大聖寺神明町16番地甲 |
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御祭神 | 菊理媛命 |
例祭日 | 5月6日 |
氏子数 | 1700戸(加賀神明宮) |
宮 司 | 太田真也 |
由 緒
白山宮が鎮座する大聖寺は、石川県南部に位置し、十万石の城下町ですが、その地名の大聖寺は白山五院の1つ、大聖寺に由来します。
戦火で大聖寺は焼失しますが、大聖寺本尊十一面観音像を護り継承したのが真言宗慈光院です。その慈光院と歩みを共にしたのが、今回ご紹介の白山宮です。
大聖寺区域内、荻生村、寺町を経て、大聖寺藩初代藩主前田利治入部(寛永16年)の後、本宮の加賀神明宮と相前後して現在の地、神明町に移ったとされています。
本宮加賀神明宮と共に、町の多くの人々の帰依を受け、八朔祭など祭礼時には町人に賑わい、楽しみを提供しました。
白山宮は石段を114段を登った高台に、遠く白山を望み、対面する形で鎮座しています。
先般、北國新聞紙上で、11月2日早朝限定の「絶景スポット」。
白山山頂と鞍掛山(小松市)、白山宮を結んだ直線上に、同日午前6時36分から3分間、朝日が昇る珍しい光景が拝めると紹介されました。
1年間に3分間の「超パワースポット」ともいえます。
なお、慈光院は慶応4年3月に始まる神仏分離政策により、廃寺。本尊の十一面観音像は山代薬王院に移されました。