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下小倉平白山神社(青森県)
鎮座地 | 青森県むつ市川内町下小倉平92 |
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御祭神 | 菊理比賣命、伊邪那岐命 |
例祭日 | 10月20日 |
宮 司 | 石倉良三(旧職員) |
由 緒
「白山さまの水は万病に効く」と往古より信仰せられ、かつては下北半島一円から崇敬者が参詣した。今でも湧水はとめどなく流れ、他町から聖水を汲みに来る人々もあり、多くの氏子は長命である。
かつて下北は北前船の往来で栄え、社殿内の扁額など調度品は豪商による奉納によるものだが、社殿・彫刻をはじめ屋根を銅板に葺替えたのは氏子の篤い奉賛によるもの。
創建は元禄年間と伝承される。明治6年5月神社改正のため村社稲荷神社に合祀されるが、明治8年3月願いにより復社。明治9年、川内郷社八幡宮の摂社となる。昭和21年1月宗教法人令の届け出をなし、現在は神社本庁包括下の宗教法人である。
例祭をはじめ1月16日に歳旦祭・左義長祭(どんと祭)、3月20日祈年祭(春祭)が斎行されている。
(祢宜 石倉 司 記)