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白山神社(福井県)
鎮座地 | 福井県越前市(旧武生市)塚原町16号23番地 |
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御祭神 | 菊理姫命 |
例祭日 | 9月9日 |
氏子数 | 32戸 |
宮 司 | 瓜生有具 |
由 緒
神社は、JR北陸本線王子保駅の西、約1キロに位置し、社の西約300メートルに国道8号線が通じており、交通の便が比較的良好なところに鎮座致しております。神社並びに集落の周辺には山林はなく、水田を中心とした純農村です。
戦後、駅や国道に近い事から団地が点々と存在してきていますが、若い世代が多く氏神の祭事には参加が少なく、従来からの氏子23戸により、町内の行事、祭事が進められています。
神社の創立年代は不詳でありますが南北朝時代に地名が見られ、神社の創立は新しくはないと考えられてます。
社伝によれば、隣接する白崎郷(町)の式内斗布神社の一社と伝えられています。江戸時代には「白山大権現」として祀られてきました。
明治初期の県知事宛の神社届には、この神社は霊峰白山を良く拝する場所であることから、白山神社と称したとも伝えております。
平成21年秋、境内の森に五位鷺(ごいさぎ)が多数群れを成して巣を作り、近くの氏子より苦情が続いた結果、町民の総意により、樹齢500年以上に及ぶ欅を始め、杉・桧などの樹木を伐採しました。代わりに伸長の少ない落葉樹を植えましたが、境内林が一時的にも消えてしまったのは残念な事です。