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白山神社(福島県)
鎮座地 | 福島県福島市上浜町 |
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御祭神 | 白山姫之命 |
例祭日 | 6月第1日曜日 |
氏子数 | 600戸 |
宮 司 | 丹治正博(福島稲荷神社宮司) |
由 緒
福島市内で唯一の白山神社である当社の歴史は、社寺明細簿(明治11年編纂)の記述から江戸時代中期に古川小左衛門外九名の信仰により勧請されたと推定されます。
かつて福島市は生糸の交易で東北を代表する裕福な都市として知られ、日本銀行の支店が東北で最初に開設された場所でもあり、当社は古くから養蚕の神として近郷近在から広く信仰を集めていました。これは、御祭神との関係や言われに根拠が乏しく、蚕や繭の白からの連想による信仰か、東北地方の民間信仰の一つ「おしらさま」と混同されたものとも考えられますが定かではありません。
東日本大震災では社殿の一部が損傷致しましたが、幸い大事には至りませんでした。
しかし、原発の事故の影響で祭りの担い手である子供たちの多くが県外に避難しており、祭りの存続に大きな危惧を抱きつつ、不安な日々を過ごしております。
この度の御本社からのご丁重なお見舞いに対し、衷心より御礼申し上げます。