白山社めぐり(103)「白山社(愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山社(愛知県)

白山社(愛知県)
鎮座地愛知県名古屋市西区上堀越町1-34
御祭神伊弉冉尊
末 社天神社、稲荷社、津島社、国府宮社、秋葉社
例祭日10月第2日曜日
氏子数460戸
宮 司杉山 守

由 緒

創立年代は不詳でありますが、昭和51年社殿改築の際発見された古い棟札に、永享2年(1430年)鎮座の旨記載があり、580年前に創建された事が判明しました。
加賀の国一宮の白山比咩神社の御分霊を奉斎し、上堀越町の産土神として、古くから厚く崇敬されてまいりました。
明治5年村社に列し、昭和22年十三級社、昭和11年本殿・社務所等を造営、昭和51年社殿の修築、境内の整備を行い、昭和58年には拝殿及び社務所の修築を行いました。
昭和59年には、社殿及び境内の整備に伴い十一級社(指定村社格)に昇級いたしました。
(級社の社格は愛知県神社界のみの名称)
都会の神社としては珍しく、境内には樹木が繁茂し、特に樹齢100年の大楠2本(市保存樹に指定)や、「くろがねもち」「よの木」の枝2本は上部で結合している「連理の枝」があり、良縁の印として信仰を集めております。
去る7月15日氏子36名が、34年ぶりに御本宮に参拝、御丁重な御祈祷と御待遇を賜りました。深く感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。