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白山神社(千葉県)
鎮座地 | 千葉県君津市俵田1452 |
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御祭神 | 弘文天皇・菊理媛命 |
主要建物 | 本殿・幣殿・拝殿・随身門 |
氏子数 | 880戸 |
例祭日 | 9月最終日曜日 |
境内地 | 5,630坪 |
宮 司 | 小林孝彰 |
由 緒
参道付近には樹齢数百年の杉・欅の巨木が茂り、随身門を通り最後の石段を上ると、棟に千木・堅魚木・菊の御紋章の付いた本殿となる。伝説では、壬申の乱に敗れ、上総国田原の郷まで落ち延びた大友皇子は、再度の戦に破れ、この地で自害したと伝えている。
社伝によれば、天武天皇14年(685)勅使が下向し社伝を造営して弘文天皇を祀り、田原神と称されたという。中世、神仏習合思想が盛んとなり、社号を白山大権現と改め、境内の一角に神宮寺が建立された。明治維新により廃寺し白山神社と改称し郷社に列した。
毎年9月の例大祭には、各地区が神楽を奉納する。神社境内にある千葉県指定史跡白山神社古墳は「千葉遺産百選」に選定されている。
この地には、弘文天皇に纏わる伝説、付随する古墳が数多くある。私達は、千数百年前のことはとうてい知るよしもないが、弘文天皇を祀った社を崇め敬い、この立派な神社及び行事を後世に継承して参りたい。