白山比咩神社の「コラム[column]知っていますか?:二十四節気」を掲載しています。

トピックス

トピックス

トピックスの詳細

コラム[column]知っていますか?:二十四節気

(令和5年3月)

私たちは寒い冬から春を迎えてホッとしたり、暑い夏にひと雨ほしくなるなど、日頃の生活は春夏秋冬の季節の影響を大きく受けています。
日本では、国民の祝日となっている春分と秋分、さらに夏至と冬至のほかにも、立春、立秋、大寒などの季節を表す言葉が使われていますが、これらはすべて二十四節気にもとづいています。
二十四節気は中国の戦国時代に考察されました。太陽暦による季節のズレを正し、春夏秋冬の季節を正しく示すため、1年を十二の「中気」と十二の「節気」に分類し、それらに季節を表す名前がつけられたのです。日本では江戸時代の暦から採用されています。
二十四節気は、日本の気候と合わない名称や時期もあり、それを補うため、土用や八十八夜など「雑節」と呼ばれる区分けを取り入れたのが、日本の旧暦であります。