白山比咩神社の「奥宮境内地内甚之助谷地すべり 万才谷排水トンネル完了」を掲載しています。

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奥宮境内地内甚之助谷地すべり 万才谷排水トンネル完了

(令和5年1月)

10月29日、白山市で開催された「万才谷排水トンネル通水式」に当社宮司も出席致しました。
式辞では西田昭二国土交通大臣政務官が挨拶をされました。

代表者による通水式(向かって一番右が宮司)

甚之助谷は白山砂防発祥の地として、大正元年より砂防事業を実施し、その後昭和37年より地すべり対策事業に着手してから、令和4年が砂防事業160周年、地すべり事業61周年にあたります。
平成21年3月から整備されてきた工事が、令和4年10月に完了しました。

甚之助谷地区地すべりは、白山の西側斜面に位置し、全国的にも極めてまれな高山地帯で発生する日本最大級の地すべりであります。
昭和9年の手取川大水害時には崩壊土砂が土石流となって流下し、下流の白峰地区などで死者や行方不明者112名という手取川全域全体にわたる未曾有の被害をもたらした歴史もあります。
地すべりの原因に対して万才谷排水トンネルは、融雪や大雨による増水時に河川水が河床の亀裂へ浸透する前に取水し、地すべりブロックと反対側にある赤谷へ排水することで地すべりの発生を抑制することになることを目的としているそうです。

大自然を相手に多くの智恵を出し合い対策を進めてきた関係者らに敬意を表するとと共に、西田政務官が式辞で述べられた「政府として防災・減災、国土強靭化に取り組み、今後も地域とともに事業を着実に進めていく」との更なる国との連携に期待するところであります。