白山比咩神社の「石川県神社庁石川支部 神宮大麻・暦頒布始祭斎行」を掲載しています。

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石川県神社庁石川支部
神宮大麻(たいま)・暦(れき)頒布始祭斎行

(平成26年1月)

10月30日、当社の参集殿におきまして、石川県神社庁石川支部(白山市・野々市市)の支部神職・総代約130名が参列のもと神宮大麻・暦頒布始祭が斎行されました。
祭典では斎主石川県神社庁石川支部支部長中田益美氏の祝詞奏上に続き、神楽「四方拝の舞」が奉奏され、副支部長の藤基辰正氏、石川神社総代協議会会長盛本隆四郎氏らが玉串を捧げ、お祈りをされました。
続いて斎主より副支部長にご神前にお供えした神宮大麻・暦が授けられました。

斎主より神宮大麻・暦を授与

祭典終了後、記念講演と致しまして、航空自衛隊第23警戒群司令兼輪島分駐屯基地司令の井上英憲氏による「防衛講座航空自衛隊の警戒管制部隊」と題した講演が行われました。

講師 井上英憲司令

神宮大麻について

神宮大麻 神宮大麻は伊勢の神宮において奉製されたお神札であり、古くは室町時代から伊勢の御師によって全国に配られ、各家庭に祀られてきました。現在では神社本庁を通じて全国の神社より神宮大麻・暦の頒布を行っております。
神宮は、日本全国の総氏神様でありますので、神宮大麻を氏神様のお神札と共に神棚にお祀り頂き、皇室のご安泰、国家の安寧、ご家族の幸せをお祈りください。

神宮暦と閏月について

神宮暦 明治維新まで日本では太陽暦ではなく月の満ち欠けを1ヶ月とする太陰暦が用いられてきました。
太陰暦では1ヶ月が約29日となり、3年ほどで太陽暦との間に1ヶ月のずれが生じてしまいます。これを元に戻すために「閏月」というものが用いられてきました。閏月を用いる時期は厳密に定められており、江戸時代までは伊勢暦と呼ばれる暦本が西日本を中心に広く用いられていました。
明治時代にも政府によって神宮暦として頒布されており、現在でも神宮大麻・暦と併せて頒布されております。
ちなみに太陽暦への改暦は、大陰暦明治5年12月3日を明治6年1月1日と改められました。