白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成30年7月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成30年7月の出来事)

【7月1日〜8日】七夕短冊に願いをこめて

7月1日より8日まで向拝脇に七夕の笹を設置しました。
初めての試みでしたが、「おついたちまいり」で日曜日ということもあり、多くの参拝者が色とりどりの短冊を手に取り、親子揃って「家族皆が健康にいられますように」「サッカー選手になりたい」「消防士になれますように」などのメッセージが書かれていました。
この短冊は、同月21日の氏子青年会主催の虫送り行事のやぐらの中に入れ、お焚き上げしました。

七夕短冊に願いを

【7月7日】開花祭(花まつり)斎行

7月7日午前11時より(株)金沢花市場地方卸売市場関係諸団体約50名の参列のもと開花祭が斎行されました。
このお祭は、昭和52年より毎年執り行われ、金沢市を中心とした花卉業界のお花に携わる方々の「花」に感謝し、つくる喜び、売る喜び、飾る喜びを「花開くまつり」として表し、大神様に神恩奉斎の誠を捧げます。
御神前には、色鮮やかな美しいフラワーアレンジメントが奉納され、またお供えされた花束400束、花苗300鉢は祭典終了後、ご祈祷を受けられた方々に配布されました。

神前に供えられたフラワーアレンジメント

【7月21日】農耕行事「虫送り」古くからの行事に触れて

氏子青年会主催による虫送り行事が7月21日に行われ、氏子の三宮・白山両町内を始め近隣の子供達が参加しました。
子供達は神社を参拝した後、忌火のついた松明や虫送り太鼓を捧持して神社奉耕田周辺を練り歩き、農作物についた害虫の駆除を行いました。
その後、北参道駐車場に設置した木材と麦わらで組まれたやぐらに、点火をし、秋の豊作を祈りました。
会員は、子供達に楽しく過ごしてもらえるよう「かき氷」や「スーパーボウルすくい」など夏ならではの模擬店を出店しました。

白山町奉耕田周辺を練り歩く

【7月28日〜8月6日】50年目を迎えた職員交換研修

当社と北海道神宮(札幌市)の間では、去る昭和43年から職員の交換研修が行われ、今年で50年目を迎えました。
7月28日から8月6日の10日間、北海道神宮神職1名・巫女2名が来社し、「おついたちまいり」の奉仕、続いて霊峰白山を登拝し、ご来光や高山植物などの白山の魅力を体験するなどの研修でありました。
この交換研修は全国でも珍しいと思います。
当社の神職・舞女は、6月14日から16日の北海道神宮の例大祭(札幌まつり)に併せて前後10日間、盛大に斎行される例大祭の神輿渡御や山車の見学、また毎日の社務の実習などの研修を行っています。
このような形で、北海道神宮との親睦を深め職員の研鑽を重ねています。

北海道神宮研修生による「豊栄の舞」