白山比咩神社の出来事をつづる「社頭あれこれ(平成30年3月の出来事)」を掲載しています。

社頭あれこれ

社頭あれこれ(平成30年3月の出来事)

【3月3日】白山への恵みに感謝 豊年講春季大祭斎行

3月3日、豊年使として手取川七ヶ用水土地改良区理事長本屋彌壽夫氏のご参向を賜り、また手取川七ヶ用水・手取川宮竹用水両土地改良区の役員をはじめ、各農協関係者や豊年講世話人約200余名のご参列を頂き、豊年講春季大祭が斎行されました。
霊峰白山を源とした手取川は、古くから氾濫を繰り返しながら、永い年月を経て大規模な手取川扇状地を形成しました。その後多くの農業に携わる方々の英知により今日の日本農業を支えてきた用水が造成され、豊かな自然環境、美しい景観を守ってきたのであります。
祭典では、宮司の祝詞奏上、豊年使の祭文の奏上に続いて舞女による「浦安の舞」が奉奏され、大神様への水の恵みと五穀豊穣を祈念しました。

浦安の舞

【3月18日】白山比咩神社あしめる会 創立20周年を迎える

当会は、氏子青年会を卒業した満45才以上60才未満の壮年会で、平成10年の創立より数えて、めでたく20周年の佳節を迎えました。
去る3月18日に定期総会に併せて創立20周年記念式典を神社にて行い、会場をニュー志良山荘に移して、懇親会を催しました。
主な活動は、夏越大祓「茅の輪」作製をはじめ御田植祭・抜穂祭の奉仕、氏子青年会大注連縄奉製の協力など多岐にわたりご奉仕を頂いております。

あしめる会 記念写真

【3月21日】防火防災を願う 鎮火祭(ほしずめのまつり)斎行

彼岸として先祖に感謝する日であり、披岸の中日には、宮中においても歴代の天皇・皇后・皇族の霊を祀る儀式「春季皇霊祭」が厳粛に斎行される日でもあります。
当社では、3月21日の春分の日に、防火防災を祈願する鎮火祭として消防署関係者をはじめ氏子自警団参列のもと斎行されました。 祭典では大祓詞奏上の間、護摩木が焚かれ、古式に則り「水・砂・芹」によって鎮火の儀が奉仕されました。
祝詞の中で、四種(よぐさ)を用いて荒ぶる火の神を鎮めるとあり、その四種とは「水」・「瓢(ひさご)」(ひょうたん)・「埴山姫(はにやまひめ)」(土)・「川菜」(水藻やせりなど)とされています。

桜の花をお供え