白山社めぐり(170)「柏森神社 (愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

柏森神社 (愛知県)

社殿
鎮座地愛知県丹羽郡扶桑町柏森
御祭神菊理姫命・伊弉諾尊・大国主命・惶根尊
祭礼日10月第2日曜日
氏子数1700戸
宮 司村瀬真一
境内地990坪
旧社格村社
主要建物本殿(神明造) 幣殿 拝殿 蕃塀

由 緒

柏森神社は寛永年間(1624〜1643)の創建と伝えられ、当時は白山社と称しました。古くは現在地を通称「中の宮」そこから西の方角には「西の宮」として大明神社が祀られていたが、明治41年合祀し改称しました。
またこれにあわせ本殿を造営し、拝殿は大正11年、社務所は昭和56年に改築、併せて神馬像を建立しました。
当社の南北には清須市から犬山市を結ぶ当時の物流主要道路となる岩倉街道(柳街道)が伸び、至る所でその名称を見る史跡があり商店街も広がっています。
年間行事としては春には末社、市守さまへお参りし、街道沿いにて防火防犯パレードを行っています。
夏には無病息災を祈念し夏越祭と家祈祷、八月には境内にて盆踊り奉納を秋の例大祭には神輿奉仕者一同が小学校へ集結して出発式、その後清祓を受け町内を巡行したのちに当社へ参拝しています。
年間を通して区民が参加する神事も多く、氏子崇敬者に親しまれている氏神様です。