白山社めぐり(152)「白山神社 (愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社 (愛知県)

御社殿
鎮座地愛知県豊田市幸海町屋下21
御祭神伊邪郡美尊 菊理比売命
祭礼日10月第3土曜日
氏子数20戸
宮 司中根 大

由 緒

創建は明らかではないが、往古より幸海町白瀬集落の氏神様として尊崇されています。
明治5年村社に列格されました。
白山の大神のご遷座は、明治22年大日本帝国発布、市町村の施行令に伴ない当時の穂積村が、東加茂郡松平村と足助町に分断され2つの町村に別れたため氏子が成立せず、穂積村大字霧山に御鎮座の白山神社(1040年菊理比売命を勧請)よりご分霊されたと古老は述べています。
20戸足らずの氏子ではありますが、ご例祭には、集落中の住民の動ける者は全員が参列する事になっています。春の祈年祭、秋の新嘗祭も斎行され、正月元旦には御神酒と御餅を持参してのお詣が、この集落では通例であります。しかし、近年少子高齢化の波は防げず、神社を守ることは至難の業となりつつあります。