白山社めぐり(120)「白山神社(岐阜県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山神社(岐阜県)

白山神社(岐阜県)
鎮座地岐阜県岐阜市芥見1217番地
御祭神伊弉冊命・伊弉諾命・菊理姫神
例祭日5月・11月第1日曜日
宮 司宮本仙翁

由 緒

当社は長良川のほとり、山々に囲まれ緑豊かなる「小脇」と呼ばれる所に鎮座しております。
氏子46戸は全て後藤家一統で、伝説によると二家が集合したと伝えられ、両家の家紋を見ると下がり藤の花杪が互いに少し違っております。
当社のすぐ隣にあった黄槃山系の清水寺(せいすいじ)が神社を管理していたと考えられておりますが、現在は廃寺となっております。 社殿の棟札によると享保7年・宝暦2年・安永5年にそれぞれ御造営・修復等を行っており、近年では昭和56年に本殿・鳥居・境内の整備などを行っております。
氏子は良く纏まっており、春秋の大祭には氏子全員の参列を以て盛大に執り行われており、10年に1度位は後藤家一統大型バスにて本宮参拝の栄に浴しております。 車内では姓が異なっているのは宮司と運転手のみであり、「○○さー」と名で呼び合う間柄であります。 後藤家は地域としても由緒深い氏子中であり、家系を存続し、神社を中心として繋がりをより深めていきたい所であります。