白山社めぐり(102)「白山社(愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山社(愛知県)

白山社(愛知県)
鎮座地愛知県常滑市小鈴谷字赤松30
御祭神菊理姫命
末 社神明社、秋葉社、猿田彦社、天満社、津島社、山神社、多賀社
例祭日4月3日
宮 司高松長久

由 緒

御祭礼 山車曳廻し 加賀国白山比咩神社を分祀したもので、創立年月日は詳かではない。最古の棟札は寛永18年(1641年)のもので、18回にわたり建立、葺替えが行われている。現社殿は盛田命祺翁の尽力によって、明治8年11月に神明造りに改築されたものである。小鈴谷地区の例祭においては、古くより御車の曳き廻し、糸操り三番叟、獅子舞、厄才による餅投げなどが行われ、地区一体となった祭りが執り行われている。御車「白山車」は大正7年に入手されたものであり、それ以前のものは「重箱車」であったと云われている。また、御囃子については御車囃子9曲、勇み太鼓11曲、三番叟3曲、獅子神楽8曲があり、7歳の小若衆から祭典部で習い憶えるもので、世代を超えて地域に根付いた大切な行事となっている。
最後に平成20年には小鈴谷白山社氏子38名が白山比咩神社にて正式参拝、御囃子の奉納をさせて頂きましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。