白山社めぐり(90)「白山社(児玉白山社)(愛知県)」をご紹介いたします。

白山信仰と白山比咩神社

白山社(児玉白山社)(愛知県)

御本殿
鎮座地愛知県名古屋市西区児玉3-19-6
御祭神伊弉册尊他11柱
主要建物本殿・拝殿・社務所
例祭日10月第1土曜日
氏子数2,388戸
宮 司川幡平隆

由 緒

創祀は不詳であるが、安永2年(1773)の木札があり、大正12年の報告文書に「祭神伊弉冊尊ニシテ加賀白山御分家トナリ云伝フ。」とある。「尾張徇行記」(150年前)には「白山社内一畝御除地、観音寺ノ支配ナリ」とだけ書かれている。明治時代、児玉には白山社の他に五社あったが、大正7年に合祀され、祭神は11柱あります。現在の本社末社は昭和24年に改築、拝殿は大正6年に改築されたものである。現在は児玉学区に唯一の氏神様であり、宮司はじめ氏子総代31名で秋の例大祭他、九の祭事と月次祭の行事を町内一帯となり行っております。又、児玉学区の催しにも参加して、氏子の皆様との交流を図っています。今後も地域の鎮守、産土神、氏神として親しまれるよう伝統を継承してまいります。